愛知県東海市にある小児歯科、矯正歯科専門のきらめきデンタルクリニックです。
子どもの歯並び矯正
case12.【 過蓋咬合 】
8歳のお子さまのケース
お悩み:かみ合わせが深い(過蓋咬合)
精密検査と分析の結果、骨格・歯の両方に過蓋咬合(かみ合わせが深い)傾向がみられると診断された患者さんの症例です。
治療開始時には、口元が「への字口」になり口角が下がるなど、顔全体の印象にも影響が見られました。
1期治療のポイント
- インビザライン・ファーストにより、上の前歯が下方向に過剰に伸びすぎないよう、また下の前歯が上方向に過剰に伸びすぎないよう食い止めることで、過蓋咬合の改善をサポート
- 食事の仕方など食生活の指導を中心に、姿勢の改善など生活習慣の見直しを同時に実施
- MFT(口腔筋機能療法)のトレーニングにより咬合力を緩和し、過蓋咬合の症状を改善
インビザライン・ファーストによるマウスピース矯正を用いて過蓋咬合の症状へのアプローチをおこないつつ歯列を広げながら歯並びを整える治療を行うと同時に、生活習慣・食事の仕方・姿勢の指導なども合わせて実施しました。
インビザライン・ファーストによる治療では、上あごの前歯が下に伸びすぎることを防ぐとともに、下あごの前歯が上に伸びすぎることを抑えるようにコントロールすることができます。
これは、マウスピース矯正の細かな調整ができるというインビザラインならではの大きな利点です。
また、過蓋咬合の原因のひとつとして、前歯をあまり使わずに奥歯ばかりで噛む食習慣が関係していることがあります。
そのため、治療と並行して正しい食事の仕方や噛み方の指導も行い、前歯をしっかり使う習慣づけをサポートしました。
さらに、噛むときに過度な力が加わり歯が深くかぶさってしまうことも原因の一つとして考えられるため、舌や口まわりの筋肉を整えるMFT(口腔筋機能療法)を取り入れることで、噛む力(咬合力)のかかり方を適切にし、過蓋咬合の改善につなげました。









このあとの治療の流れ
この後すべての歯が永久歯に生え揃うのを待ち、最終調整の2期治療に進みます。
※矯正中の副作用や注意点
痛み・口内炎・発音の変化などが出ることがあります。また、装着時間が不足すると治療の進みが遅れることがあります。治療期間・費用・結果には個人差があります。
子どもの矯正治療は「早めの気づき」が大切です。お子さまの成長に合わせた治療計画をご提案いたします。お子さまの歯並びが気になる方は、まずは初診相談へお気軽にご相談ください。
私たちきらめきデンタルクリニックでは、幼少期から自分自身で自分の歯を守るための正しい知識や定期検診の習慣を身につけられるように、歯が生える前から定期的に歯医者に通っていただくことをお勧めしています。
歯とお口のプロからの視点で、育児本では得られないお口に関する知識やアドバイスをお伝えしています。
これまで10,000人以上の子どものお口を診てきた小児歯科専門だからこそ、お伝えできることがたくさんあります。
何かお困りのことがあればいつでもご相談ください。
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きらめきデンタルクリニック
〒476-0002 愛知県東海市名和町寺徳1-5
■予約
TEL:052-601-1616
WEB:24時間WEB予約
執筆者
きらめきデンタルクリニック広報 渡辺 加奈江
監修者
きらめきデンタルクリニック理事長 竹内 敬輔
【 資格・所属 】
- 日本矯正歯科学会、日本成人矯正歯科学会、日本小児歯科学会
- 日本咬合育成研究会、全国小児歯科開業医会、名古屋臨床小児歯科研究会
- 日本歯科医師会、愛知県歯科医師会、東海市歯科医師会
詳しい経歴はこちら → 理事長 竹内敬輔の紹介
