3月のお知らせ ~3月4日は「酸しょく歯」の日 歯が溶ける?!酸しょく歯の原因と対策~
3月の休診日について
東海市にある小児歯科、矯正歯科を専門とするきらめきデンタルクリニックです。
いつもご来院ありがとうございます。
3月の休診日は以下の通りです。
■木曜(6日、13日、20日、27日)
■日曜(2日、9日、16日、23日、30日)
ご迷惑をおかけしますが、ご了承のほどよろしくお願いいたします。
3月4日は「酸しょく歯」の日 歯が溶ける?!酸しょく歯の原因と対策
3月4日は「酸しょく歯」の日です。
酸しょく歯とは何か、またその原因と対策について知り、 お子さまはもちろん、親御さんご自身も大切な歯を守っていきましょう!
酸しょく歯とは?
酸しょく歯とは、食べ物や飲み物に含まれる酸によって歯のエナメル質が溶けてしまう状態です。 エナメル質は歯を保護する硬い層ですが、酸に長時間さらされると徐々に弱くなり、最終的には歯が溶けてしまいます。これが進行すると歯の表面が薄くなり、知覚過敏やむし歯のリスクが高まる だけでなく、歯の見た目にも影響を及ぼします。
酸しょく歯の主な原因
酸しょく歯の原因として、一般的には以下のようなものが挙げられます。
・酸性の食べ物や飲み物の頻繁摂取
酸性度の高い柑 類(レモン、オレンジなど)、炭酸飲料、酢を多く含む食品などを頻繁に摂取することで、歯のエナメル質が再石灰化する時間が不足し、ダメージが蓄積します。
・逆流性食道炎
胃酸が口に逆流することで、歯が直接酸にさらされることがあります。
・唾液の減少
唾液は口 内を中和し、歯を保護する役割を果たします。ドライマウスや唾液分泌が少ない状態 では酸による影響が強まります。
子どもの酸しょく歯
子どもにおける酸しょく歯の主な原因となりうるのが、酸性の飲み物・食べ物の過剰摂取によるものです。
子どもが好んでとりたがる炭酸飲料やオレンジジュースや野菜ジュース、またスポーツドリンクなどは、酸しょく歯になる可能性が高いです。
食べ物では、オレンジやイチゴなどのフルーツや酸性度が高く、取りすぎには注意が必要です。
さらに、乳歯や生えたばかりの永久歯は歯質が柔らかく、酸しょく歯になりやすい傾向があります。
酸しょく歯を防ぐための対策
子どもにおける酸しょく歯は、食生活の見直しや日ごろの口腔ケアの改善で、ほぼ予防するこどができます。
以下のような対策を取り入れてみましょう。
・飲食後に水でうがいをする
酸性の食べ物や飲み物を摂取した後は、口を水で軽くすすぎましょう。これにより、酸を洗い流し て歯への影響を減らせます。
・歯磨きのタイミングに注意
酸性食品を摂取した直後は歯の表面が溶けやすい状態になっているため、30分ほど間を空けてから歯を磨くとよいでしょう。
・酸性飲料の摂取方法を工夫する
ストローを使って飲むことで、酸が歯に直接触れるのを防ぐことができます。また、長時間口に含まずに飲むようにしましょう。
・唾液の分泌を促す
キシリトールガムを噛む、水分補給を心がけるなどして唾液の分泌を増やしましょう。唾液は酸を中和する自然なプロセスを助けます。
・定期的な歯科検診
歯科医師の定期的なチェックを受けることで酸しょく歯の初期段階で気づき、適切な対処を行うことができます。
酸しょく歯の症状に気づいたら
酸しょく歯は、早期に発見することが重要です。以下のような症状に気づいたら早めに歯科医院を受診しましょう。
・歯の表面がざらつく
・歯が薄くなったように感じる
・知覚過敏がある(冷たいものや熱いものに敏感)
・歯の色が黄ばんで見える
まとめ
3月4日の「酸しょく歯」の日をきっかけに自分の歯の健康を見直し、未来の歯を守るための習慣を取り入れてみましょう。
私たちきらめきデンタルクリニックでは、幼少期から自分自身で自分の歯を守るための正しい知識 や定期検診の習慣を身につけられるように、歯が生える前から定期的に歯医者に通っていただく ことをお勧めしています。育児本では得られない歯とお口のプロからの視点で、お口に関する知 識やアドバイスをお伝えしています。 これまで 10,000人以上の子どものお口を診てきた小児歯科専門だからこそ、お伝えできることが たくさんあります。 何かお困りのことがあれば、いつでも私たちにご相談ください。
きらめきデンタルクリニック
〒476-0002 愛知県東海市名和町寺徳1-5
■予約
TEL:052-601-1616
執筆者
きらめきデンタルクリニック広報 渡辺 加奈江
監修者
きらめきデンタルクリニック理事長 竹内 敬輔
【 資格・所属 】
- 日本矯正歯科学会、日本成人矯正歯科学会、日本小児歯科学会
- 日本咬合育成研究会、全国小児歯科開業医会、名古屋臨床小児歯科研究会
- 日本歯科医師会、愛知県歯科医師会、東海市歯科医師会
詳しい経歴はこちら → 理事長 竹内敬輔の紹介