KIRAMEKI dental clinic

column コラム

discover, together いっしょに成長しよう…ずっと

愛知県東海市にある
小児歯科、矯正歯科専門の
きらめきデンタルクリニックです🦷

 

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矯正治療中は痛みがあるの?

矯正治療を始めるにあたって、「痛みってあるのかな?」と不安に感じている方は多いのではないでしょうか。

特に、お子さまがこれから矯正治療を受けるとなると、親御さんとしてはよりいっそう心配や不安な思いがあるかと思います。

実際に、日々の診療の中でも「どれくらい痛いんですか?」「学校生活に支障は出ませんか?」といったご質問をたくさんいただいています。

今回は、そんな「矯正治療中の痛み」について、よくあるケースとその対処法を中心にお伝えしていきます。

 

 

iTero(アイテロ)による口腔内スキャンの痛み

 

iTero Lumina TM

口腔内スキャンはインビザライン矯正治療を始める際に必ず必要になる工程です。

スキャンの際にお口の中にスキャンを行うカメラを入れていくのですが、

先端がコンパクトな設計になっておりお口の中を傷つけないような配慮もされております。

そのため比較的痛みを感じられる方は少ないです。

 

Align Technology announces new iTero Lumina

 

口腔内スキャンにかかる所要時間-

きらめきデンタルクリニックの歯科衛生士は十分な技術と経験がある為、

ある術者は1分50秒ほどでスキャンを行う事ができます。

素早くスキャンを行えることも一つの痛みを感じさせない工夫だと言えますね。

 

スキャニングは国家資格を持った歯科衛生士の中でも、

しっかりとスキャニングの経験を積んだ歯科衛生士が行っておりますのでご安心ください。

 

 

 

インビザライン矯正治療を開始した直後の痛み

インビザライン矯正治療ではマルチブラケット(ワイヤー)矯正治療に比べて痛みが少ないとよく聞くと思います。

実際はどうなのでしょうか?

 

 

マルチブラケット矯正治療のアンケートで「歯列矯正治療に際して最も痛かったのはいつですか?」と聞くとほとんどの患者様は治療開始時と答えます。

これと比較するとインビザラインのシステム開始時による痛みは非常に軽度なものであるように思います。

その理由として、インビザライン矯正治療は一つのインビザライン・アライナー(マウスピース型矯正装置のこと)における歯の移動量が0.25mm、つまり1ミリの4分の1程度に抑えられてるからです。

このため従来型のマルチブラケット矯正治療と比較すれば非常に少ない移動量で、少しずつ動かし始めるので比較的痛みが少ないと言えます。

 

少しの痛みもないの?‐

上記の内容だとインビザライン矯正治療はほとんど痛みがないように感じられるかと思いますがそうではありません。

1本1本の歯に持続的な矯正力が加えられれば炎症反応がおこるため、少なからず違和感は生じます。

ですがこれは文字通り違和感であり、痛みまでには至っていません。

 

痛み止めを処方したケースはある?‐

いままでインビザライン矯正治療に携わった中で痛み止めを処方したケースはほぼありません。

そのためお子さんも安心して使用していただけるものですし、妊活中や子育て中のお母さんお父さんでも治療をすることができます。

 

 

 

インビザライン矯正治療中の痛み

インビザライン矯正治療中に痛みが生じるケースは稀だと言われることが多いのですが、実際はどうなのでしょうか?

今回は実際にどのような痛みが生じる場合があるのか紹介します。

 

噛むときに特定の歯に痛みがあるcase1‐

まずは噛むときに特定の歯に痛みがあるという場合についてです。

インビザライン矯正治療において少しずつ歯を移動していく段階で、上下の特定の歯だけが噛み合っている状態が続く場合があります。

この状態が長く続くと歯を支える歯根膜が過剰な炎症を起こし強い痛みが発現します。

この状況は仕方ない場合もありますが、インビザライン・アライナー(透明マウスピース型矯正装置)を設計する段階で防げる場合がほとんどです。

 

噛むときに特定の歯に痛みがあるcase2‐

次にインビザライン矯正治療で少しずつ歯を動かしていく段階で、歯とインビザライン・アライナー(透明マウスピース型矯正装置)との間にギャップが生じ歯に、異常な力が加わる事で歯を支える歯根膜が過剰な炎症を起こし強い痛みが発現する場合があります。

これがどのような事かと言うと、予定通り歯が動いていないという事になります。

決められた使い方を守っていないと予定通り歯が動かない場合があり、ギャップが生じてしまいます。

 

実際にインビザライン・アライナーの間にギャップが生じた場合の対処としまして、直ちにインビザライン・アライナー(透明マウスピース型矯正装置)を作り直すことが必要になってきます。

ギャップが生じてしまった場合にはその時点でかなり問題が大きくなっていますので使用継続ができなくなります。

 

‐痛みを生じさせない為に大切な事‐

このようにインビザライン矯正治療において少なからず痛みが生じてしまう場面があります。

ですがそれを事前に防ぐために2か月に1度のモニタリングをきらめきでは大切にしています。

2か月に1度、定期的な診察に通われていればここまでの症状になるのは稀ですので定期的な診察を皆様にお願いしております。

 

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私たちきらめきデンタルクリニックでは、幼少期から自分自身で自分の歯を守るための正しい知識や定期検診の習慣を身につけられるように、歯が生える前から定期的に歯医者に通っていただくことをお勧めしています。

歯とお口のプロからの視点で、育児本では得られないお口に関する知識やアドバイスをお伝えしています。

これまで10,000人以上の子どものお口を診てきた小児歯科専門だからこそ、お伝えできることがたくさんあります。
何かお困りのことがあればいつでもご相談ください。

 

 

きらめきデンタルクリニック

〒476-0002 愛知県東海市名和町寺徳1-5

■予約

TEL:052-601-1616

WEB:https://kirameki-dental.com/reservation/

 

執筆者

きらめきデンタルクリニック歯科助手  川原 明日香

 

監修者

きらめきデンタルクリニック理事長  竹内 敬輔

【 資格・所属 】

  • 日本矯正歯科学会、日本成人矯正歯科学会、日本小児歯科学会
  • 日本咬合育成研究会、全国小児歯科開業医会、名古屋臨床小児歯科研究会
  • 日本歯科医師会、愛知県歯科医師会、東海市歯科医師会

詳しい経歴はこちら → 理事長 竹内敬輔の紹介

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